【画像】寺島しのぶの家系図がすごい!息子の学校はどこ?夫との馴れ初めは?

寺島しのぶさんは、歌舞伎界の名門一家に生まれ、その卓越した才能と圧倒的な存在感で注目を集める、唯一無二の実力派女優です。舞台や映画、ドラマといった華やかな芸能の世界で活躍する一方、芸能界屈指の“名家”ともいえるその血筋もまた、多くの人々の関心を集めています。

1993年に『恋と仮面とカーニバル』で初舞台を踏んで以来、演劇界でも着実に実績を重ね、2003年には映画『赤目四十八瀧心中未遂』『ヴァイブレータ』『ゲロッパ!』での演技が高く評価され、第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。その演技力は国内外でも高く評価され、女優としての地位を確固たるものにしました。

今回はそんな寺島しのぶさんの華麗なキャリアはもちろん、“歌舞伎界の由緒ある家系”にも注目し、そのルーツを深掘りしていきます。どうぞ最後までお付き合いください!

目次

【画像】寺島しのぶの家系図がすごい!

筆者作成

寺島しのぶさんは、1972年12月28日生まれ。父は人間国宝の七代目・尾上菊五郎さん、母は名女優の富司純子さん、そして弟は歌舞伎俳優の八代目・尾上菊之助さんという、まさに華麗なる一族に生まれ育ちました。

また、歌舞伎界の貴公子として知られる十三代目市川團十郎白猿さん(市川海老蔵)とは幼少期からの幼馴染で親しい関係にありましたが、弟の八代目尾上菊五郎さんが二代目 中村吉右衛門さんの四女・波野瓔子さんと結婚したことにより、十三代目市川團十郎白猿さんとも親戚関係となりました。

このように、寺島しのぶさんは名だたる歌舞伎俳優たちが名を連ねており、まさに名門の血を受け継ぐ存在として幼い頃から舞台の世界に自然と親しみながら育ってきたといいます。

今回は、そんな寺島しのぶさんの家系図に焦点を当て、その華やかなルーツと現在に至るまでの歩みについて詳しく見ていきたいと思います!

寺島しのぶの<家族構成・家系図>

祖父:七代目 尾上 梅幸(しちだいめ おのえ ばいこう)

引用元:Kabuki on the web

歌舞伎役者・七代目 尾上梅幸さんは1915年8月31日東京都生まれ、本名は寺嶋 誠三(てらじま せいぞう)1995年3月24日に79歳で逝去されました。寺島しのぶさんの祖父にあたります。

七代目 尾上梅幸さんは、昭和の歌舞伎界を代表する女形(おんながた)として知られ、同時代を生きた六代目 中村歌右衛門さんと並び称される名優でした。名門の家に生まれながらも、その評価は決して家柄だけによるものではなく、繊細な感性とたゆまぬ努力によって独自の芸を築き上げた人物として、多くの人に愛されてきました。

また、1921年(大正10年)に四代目 尾上丑之助として初舞台を踏み、1935年(昭和10年)には三代目 尾上菊之助を襲名。それまでは目立つ存在ではなかったものの、この襲名をきっかけに女形としての才能が一気に花開いたといわれています。

さらに、1968年には『人間国宝』に認定され、1987年には『勲三等瑞宝章』、1994年には『文化功労者』にも選出。舞台の外では、若い頃に野球を楽しみ、旅行やゴルフも趣味にするなど、とても明るく穏やかな性格だったそうです。

また、アメリカの演劇研究所で講師を務めたり、ドイツの世界パントマイム祭に日本代表として参加するなど、歌舞伎の魅力を世界に広める活動にも尽力しました。

このように、七代目 尾上梅幸さんは芸と人格の両面において、多くの人々に愛された名優だっといいます。華やかな舞台の裏に、ひたむきな努力とあたたかな人柄があったからこそ、七代目 尾上梅幸さんは今なお多くの人の記憶に残る存在なのかもしれません。

父:七代目 尾上菊五郎

引用元:SPICE

歌舞伎役者・七代目 尾上菊五郎(しちだいめ おのえ きくごろう)さんは1942年10月2日東京都生まれ、82歳(2025年7月現在)、本名は寺嶋 秀幸(てらじま ひでゆき)。寺島しのぶさんのにあたります。

歌舞伎界を代表する名優、七代目 尾上菊五郎さんは、まさに昭和の時代を象徴する存在です。端正な顔立ちと凛とした佇まいで、20代の頃には昭和の『三之助』の一人として一大ブームを巻き起こし、歌舞伎の世界に新たな風を吹き込みました。

また、2003年には重要無形文化財『人間国宝』に認定され、2015年には『文化功労者』、そして2021年には『文化勲章』を受章。まさに日本を代表する歌舞伎俳優として、その地位を不動のものとしました。

一方で、そんな偉大な父を持つ寺島しのぶさんは、幼い頃から「自分が女であるというだけで歌舞伎役者になれない」と感じ、大きな戸惑いと葛藤を抱えて育ったといいます。

当時の寺島しのぶさんの思いについて、ある歌舞伎関係者はこう語っていました。

かねて寺島さんは“第1子なのに自分が女性であるだけで、歌舞伎役者になれないことを知って愕然とした”と公言しています。

引用元:女性自身

と明かし、七代目 尾上菊五郎さんと衝突したこともあったといいます。 

また、当時、家族について問われると「ちょっと前までは弟の方が愛情を注がれてるなとか、そういう気持ちで育ってきたので」と、弟の八代目 尾上菊五郎さんとの差を感じていたことを吐露。当時は「父と私の会話はほとんどなかったんですけど」と明かしていました。

しかし、2012年9月に長男・尾上眞秀さんを出産したことで、その関係に少しずつ変化が訪れたといいます。母になった寺島しのぶさんは子どもを通じて「家族の輪ができた」と笑顔で語り、長年抱えていた七代目 尾上菊五郎さんとのしこりが少しずつ溶けていったことが伝わってきます。

今では、かつて多くを語り合うことのなかった父と娘の間にも、穏やかな時間が流れているようです。言葉にしなくても伝わる思いや、互いを尊重し合う空気がそこにはあり、歳月を重ねたからこそ築かれた“親子のかたち”がそっとにじんでいます。

それぞれの道を表現者として歩んできた二人だからこそ、今だからこそ分かち合える想いがあるのかもしれません。不器用ながらも、確かに寄り添い合う父と娘の関係は、これからもゆっくりと、そしてあたたかく続いていくことでしょう。

母:富司 純子

引用元:毎日が発見ネット

女優・司会者・富司 純子(ふじ すみこ)さんは1945年12月1日和歌山県生まれ、79歳(2025年7月現在)、本名は寺嶋 純子(てらじま じゅんこ)。寺島しのぶさんのにあたります。

富司純子さんは、戦後の混乱期に和歌山県御坊市で生まれ、5歳のときに大阪市東成区へ移り住みました。決して裕福とは言えない家庭でしたが、7歳の幼少期から日本舞踊を習い始め、幼いながらも舞台の世界に魅せられたといいます。

そんな逆境のなかでも夢を追い続け、1963年に映画『八州遊侠伝・男の盃』で女優デビュー。その後、『緋牡丹(ひぼたん)博徒』シリーズでは主演を務め、気品と芯の強さをあわせ持つ女性像で多くの人を魅了しました。

やがて、歌舞伎界の名門・音羽屋に嫁ぎ、長女・寺島しのぶさん、そして次男・八代目 尾上菊之助さんを出産。一見華やかに見える舞台裏には、母としての葛藤もあったといいます。

富司純子さんは、将来の名跡を継ぐ息子を一人前の歌舞伎役者に育てるため、稽古にもつきっきり。その影で、寺島しのぶさんはひとり寂しさを抱える時間が多かったと語られています。

当時の心境について、寺島しのぶさんはこう明かしています。

「“なんで弟にだけそんなに時間を費やすのだろう”と思っていた」

引用元:スポニチアネックス

寺島しのぶさんは、幼い頃から「なぜ弟ばかり…」と寂しさや疎外感を感じていたのだといいます。

そんな幼少期を経て、寺島しのぶさんの長男・尾上眞秀さんが歌舞伎の世界に足を踏み入れると、富司純子さんは自らの経験をもとに、寺島しのぶさんにそっと寄り添い、自身が梨園の妻として大切にしてきた心構えや所作のひとつひとつを寺島しのぶさんに教えているといいます。

寺島しのぶさんは「眞秀が歌舞伎の世界で生きていくために、母親が心掛けていないといけないことを私が恥をかかないようにいろいろ教えてくれています。たくさん助けられているし、もらってばかりのような気がします。いまだに絶対的な存在です」と、寺島しのぶさんは感謝の気持ちを言葉にしています。

富司純子さんは、母としての葛藤を抱えながらも、女優として、そしてひとりの女性として常に凛とした姿勢で歩み続けるその背中には、揺るがぬ芯の強さと、深い愛情がにじんでいます。自分の信じる道を進むその姿は、娘へ、そして次の世代へと、確かに受け継がれているのではないのでしょうか。

弟:八代目 尾上菊五郎(五代目 尾上菊之助)

引用元:イヤホンガイド

俳優・歌舞伎役者・八代目 尾上菊五郎(はちだいめ おのえ きくごろう)さんは1977年8月1日東京都生まれ、47歳(2025年7月現在)、本名は寺嶋 和康(てらじま  かずやす)。寺島しのぶさんのにあたります。

八代目 尾上菊五郎さんは、現代の歌舞伎界を牽引する若手スターのひとりとして、実力と品格を兼ね備えた存在です。可憐な美貌と清潔感のある色気で、女方(おんながた)から二枚目まで幅広い役を自在に演じ分け、観客を魅了し続けています。

また、2025年5月には、歌舞伎座で開催された『團菊祭五月大歌舞伎(だんきくさい ごがつおおかぶき)』にて八代目・尾上菊五郎を襲名。同月には、息子の尾上丑之助さんも六代目・尾上菊之助を襲名し、親子そろって名跡を継ぐという歴史的な節目を迎えました。

そんな格式と伝統を重んじる歌舞伎の世界では、家族に関するプライベートが語られることは多くありませんが八代目尾上菊五郎さんがトークバラエティ番組『ダウンタウンなう』に出演した際には、姉・寺島しのぶさんとの微笑ましいエピソードを明かしていました。

「急に(寺島から)電話かかってきて『いまどこどこで寝てるから拾いに来てくれ』って…。渋谷のどこどこって言うから行って、そこらへんを探したら、すごい狭い路地のところで一人で寝ていた」

引用元:スポーツ報知

と振り返り、父である七代目 尾上菊五郎さんの“酒豪ぶり”を寺島しのぶさんがしっかり受け継いでいると語り、姉弟の仲の良さが垣間見える場面となりました。

厳格で格式ある歌舞伎の家に生まれ育ちながらも、自然体であたたかな姉弟関係を築いている様子には、どこか親しみがあり、思わず微笑んでしまうようなひとコマがあります。

華やかな舞台の裏側で交わされる、そんな何気ないやり取りこそが、家族の絆をそっと支えているのかもしれません。それぞれが自分らしく輝く場所でときに笑い合い、ときに支え合いながら歩んでいく。そんな二人の関係は、これからも変わらず、そして確かに受け継がれていくように思います。

夫:ローラン・グナシア

引用元:CARNETS DU LUXE

寺島しのぶさんの夫は、フランス出身のアートディレクター、ローラン・グナシアさんです。2013年の時点で45歳だったことから、現在は57歳前後と推測されます。

ローラン・グナシアさんは、柔軟な視点と国際的な感性を武器に、アートやカルチャーの世界で幅広く活躍してきました。これまでに、フランスの『マルセイユ国際映画祭』のディレクターや、ファッションブランド『agnes b. (アニエス・ベー)』のアートディレクターとして3年間勤務するなど、ヨーロッパを中心に多彩なキャリアを積み重ねてきました。

後に妻となる寺島しのぶさんとの出会いをきっかけに、2007年には日本を拠点に、クリエイティブスタジオ『La Boite(ラ・ボワット)』を設立。日本とヨーロッパ、二つの文化の架け橋となり、独自の感性でアートやデザインの世界を広げています。

また、ローラン・グナシアさんはメディアの取材に対し、「私は生まれも育ちも生粋のヨーロッパ人です。それが私のルーツであり、そしてまた、日本的な価値観やライフスタイルの影響も受けています。」と語り、自身の仕事にもその影響が表れていることを明かしています。

普段あまりメディアに登場することのないローラン・グナシアさんですが、寺島しのぶさんのインスタグラムでは、夫婦のツーショット写真や家族で訪れた温泉旅行の様子などが投稿されており、その仲睦まじい姿がファンの心を和ませています。

また、国際結婚という背景もあり、入籍当時の記者会見では夫婦の共通語は「心と心で伝わる英語」「シングリッシュ(心グリッシュ)」とユーモアを交えて語り、そのコメントが話題を呼びました。

文化や言葉の違いを越えて、心で通じ合う関係を築いているローラン・グナシアさん。その姿は、まさにグローバルな時代にふさわしい夫婦の在り方を体現していると言えるでしょう。日本とフランスという異なる文化背景を持ちながらも、互いを深く理解し尊重し合う姿勢は、多様な価値観が共存する社会において、新しい関係のかたちを教えてくれています。

息子:尾上眞秀(おのえ まほろ)

引用元:a petits pas

歌舞伎役者・尾上眞秀さんは2012年9月11日東京都生まれ、12歳(2025年7月現在)、本名は寺嶋眞秀(てらじま まほろ)。寺島しのぶさんの息子にあたります。

尾上眞秀さんは、現代の歌舞伎界に新たな風を吹き込む、注目の若手役者のひとりです。その堂々とした立ち姿と、年齢を超えた品格ある所作は、幼い頃から歌舞伎の世界で育った環境の賜物といえるでしょう。

母は実力派女優の寺島しのぶさん、父はフランス出身のアートディレクターであるローラン・グナシアさん。そんな国際的な家庭に生まれた尾上眞秀さんは、2017年5月、歌舞伎座『魚屋宗五郎』で丁稚与吉役として初お目見得。当時わずか4歳ながら、その凛とした姿に観客の多くが驚かされました。

さらに、2019年には『姫路城音菊礎石(ひめじじょうおとにきくそのいしずえ)』の福寿狐役で、2024年には『勢獅子門出初台(きおいじし かどでの はつだい)』の手古舞おひで及び若い者新吉で、いずれも『国立劇場特別賞』を受賞。幼いながらも、役柄の本質を見事にとらえた演技力が高く評価された証しと言えるでしょう。

2023年の歌舞伎座、『團菊祭五月大歌舞伎(だんきくさい ごがつ おおかぶき)』初舞台の際に、寺島しのぶさんはインタビューで「本人より私のほうが緊張してしまって……。」「つい息子に小言のひとつも言いたくなるので、「いかん、いかん」と自分をいさめています。」と語っており、その言葉には母としての葛藤と深い愛情がにじんでいます。

尾上眞秀さんは、伝統をしっかりと受け継ぎながらも、フランスにルーツを持つことで育まれた国際的な感性もあわせ持っています。幼少期から着実に歩んできたその姿には、年齢を超えた芯の強さと、すでに風格さえ感じさせるものがあります。

歌舞伎という伝統の枠にとどまらず、これからどのような表現を見せてくれるのか。その成長と飛躍に、大きな期待が寄せられています。

義娘:クレオ

引用元:a petits pas

寺島しのぶさんの夫である、フランス出身のアートディレクター、ローラン・グナシアさんには、過去に事実婚の関係にあった女性との間に一人娘がおり、実子として認知しているとされています。その娘、クレオさんは、寺島しのぶさんにとって義理の娘にあたります。

また、クレオさんについては公の場で語られることは少ないものの、寺島しのぶさんのインスタグラムでは、クレオさんとの仲睦まじい様子がたびたび紹介されており、その関係性が垣間見えます。2024年10月31日には、クレオさんの誕生日を祝う動画が投稿され、多くの人の心に温かい印象を残しました。

その動画には、バースデーソングに合わせて流れる家族の自然な日常が映し出されており、尾上眞秀さんがクレオさんの頬にキスをする微笑ましいシーンや、家族全員が寄り添う姿が映し出されていました。そこには、血のつながりにとらわれない深い愛情が感じられ、家族としての絆のあり方を優しく伝えてくれるものでした。

この投稿にファンからは「継娘のクレオさん!」「眞秀くんの、うれしそうなお顔 好い想い出がいっぱいなんですね」「愛に溢れてます」といった、共感と感動の声が数多く寄せられました。

現在、寺島しのぶさんはクレオさんとも心を通わせながら、国境や血縁を超えた“新しい家族のかたち”を育んでいます。互いを尊重し合い、自然体で寄り添い合うその姿は、私たちに家族の在り方の多様さと、そこに息づく確かな愛を教えてくれているようです。

寺島しのぶの学歴・経歴

寺島しのぶさんの幼少期は、まさに“男勝り”という言葉がぴったりな、元気いっぱいのやんちゃな子どもだったようです。

また、弟である八代目 尾上菊五郎さんは、「5歳離れているので、小さいころからよくいじめられた」と笑いながら振り返っています。当時は女子プロレスが大ブームで「クラッシュ・ギャルズとか女子プロレスラーが全盛のころで、よく技の練習台にさせられてました」と、寺島しのぶさんの豪快な一面を明かしています。

  • 小学:青山学院初等部
  • 中学:青山学院中等部
  • 高校: 青山学院高等部
  • 大学: 青山学院大学(文学部)

さらに、歌舞伎の名門に生まれた十三代目 市川團十郎白猿さんと寺島しのぶさんは、幼馴染であり友人でもあり、のちに親戚関係にもなりました。そんな十三代目 市川團十郎白猿さんでさえ、幼いころの寺島しのぶさんから“飛び膝蹴り”を食らったという、思わず笑ってしまうようなエピソードが語り継がれています。

この出来事ひとつとっても、当時の寺島しのぶさんがどれほど活発で、負けん気の強い少女だったかがよくわかります。

伝統芸能の家に生まれながらも、枠にとらわれることなく、自由にのびのびと動き回っていた幼少期。まさに、寺島しのぶさんらしい型破りで愛嬌あふれる幼少期だったのでしょう。

そんな幼少期を経て、寺島しのぶさんはやがて女優としての道を歩み始めます。舞台や映画でその唯一無二の存在感を発揮し、型にはまらない挑戦的な役柄にも果敢に取り組む姿勢は、多くの観客や関係者の心をつかみました。

そして、その後の経歴はこちらになります。

  • 第16回東京国際映画祭 女優賞(2003年)
  • 第28回報知映画賞 主演女優賞(2003年)
  • 第77回キネマ旬報ベスト・テン、主演女優賞・新人女優賞(2004年)
  • 第46回ブルーリボン賞 主演女優賞(2004年)
  • 第58回毎日映画コンクール 女優主演賞(2004年)
  • 第16回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 主演女優賞(2004年)
  • 第27回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(2004年)
  • 第29回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(2006年)
  • 第31回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(2008年)
  • 第60回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(女優賞)(2011年)
  • 第84回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞(2011年)
  • 第65回毎日映画コンクール 女優主演賞(2011年)
  • 第53回ブルーリボン賞 主演女優賞(2011年)
  • 第34回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞(2011年)
  • 第37回放送文化基金賞 演技賞(2011年)
  • 第36回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞(2013年)
  • 第18回ニッポン・コネクション ニッポン名誉賞(2018年)
  • 第46回報知映画賞 助演女優賞(2021年)
  • 第77回毎日映画コンクール 田中絹代賞(2023年)

寺島しのぶさんの演技には、感情の揺れや人間の奥深さを鋭く描き出す力があります。その表現力の高さは、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめとする数々の受賞歴にも裏打ちされており、実力派女優としての地位を確かなものにしています。

思えば、幼いころに“飛び膝蹴り”を繰り出していたあのエネルギッシュな姿こそが、今の寺島しのぶさんの芯の強さと表現の源になっているのかもしれません。自由奔放で負けず嫌いだった幼少期時代は、大人になり、唯一無二の女優として輝きを放ち続けています。

ギモンくん

寺島しのぶさんが坊主頭になったって噂あるけど、本当かな?

カイケツさん

2022年に公開された映画『あちらにいる鬼』で、瀬戸内寂聴さんがモデルの役を演じるために、実際に坊主頭にしたらしいよ。夫のローラン・グナシアさんが坊主フェチらしくて、寺島しのぶさんも「付き合いたての時から、スキンヘッドにしてくれって懇願してたんです。」って言ってたんだって!「念願叶って、旦那は大喜びでした」って言っていたらしいよ!

【画像】寺島しのぶの息子の学校はどこ?夫との馴れ初めは?

寺島しのぶの息子の学校はどこ?

引用元:a petits pas

尾上眞秀さんの通う学校については公式な発表こそないものの、都内の名門私立小学校として知られる『慶應幼稚舎』に通われているとされています。

『慶應幼稚舎』は小学校受験の中でも“最難関”とされ、入学には学力だけでなく、家庭環境や人間性までもが問われるといわれる名門校。文化人や芸能人の子どもたちが多く通うことでも知られています。

一方で、歌舞伎俳優の子息が進学先として選ぶ傾向が多かったのが『青山学院初等部』です。実際、母の寺島しのぶさんや叔父・八代目 尾上菊五郎さんも『青山学院初等部』の出身です。さらに、十三代市川團十郎さんをはじめとする名門歌舞伎俳優の多くが同校に通っており、“歌舞伎俳優御用達の小学校”とも呼ばれてきました。

その流れの中で、あえて尾上眞秀さんが『慶應幼稚舎』を選んだ背景には、母・寺島しのぶさんの深い思いがあったと伝えられています。ある歌舞伎関係者はこう語ります。

「眞秀くんは昨年5月に“初お目見え”を果たしていますが、将来的に跡取りにはなれません。菊五郎になるのは弟・菊之助さんの長男で、眞秀くんより1才年下の和史くんというのが既定路線です。来年、和史くんがAに入学し、将来の團十郎や菊五郎と同じ小学校に通いながら、自分は大名跡を継げないという“現実”を、いずれ眞秀くんは突きつけられることになる。」

「その苦しさは、歌舞伎役者になりたくてもなれなかった寺島さん自身が痛いほどわかっている。だから、将来、眞秀くんが“歌舞伎とは違う世界に”と思った時に備えて、より選択肢が広がるBを受験させたのかもしれません」

引用元:NEWS ポストセブン

と胸の内を明かし、寺島しのぶさんは自身が名跡を継げなかった経験を重ね合わせ、息子の尾上眞秀さんの将来に幅広い選択肢を残すために、あえて“歌舞伎御用達”ではない『慶應幼稚舎』への進学を選んだとも言われています。

そうした“伝統”がある中で、尾上眞秀さんが『慶應幼稚舎』の進学を選んだ背景には、型にはまらず、自分自身の道を切り拓いていくという意志が感じられます。学業と舞台という二つの世界を高い次元で両立しながら、次代の歌舞伎を担うにふさわしい教養と感性を育んでいるのかもしれません。

寺島しのぶと夫の馴れ初めは?

引用元:Instagram

寺島しのぶさんの夫は、フランス出身のアートディレクター、ローラン・グナシアさんです。二人が出会ったのは、2006年秋、映画祭『東京フィルメックスフェスティバル』のパーティー会場で偶然に居合わせたことが始まりだったといわれています。

詳しいきっかけは明かされていませんが、寺島しのぶさんはローラン・グナシアさんを見て「この人と結婚する」と直感し、一目惚れから猛アタックを開始したそうです。そして「私がありとあらゆる手段で猛アタックしました!」と後の会見でご本人が明かしています。

その翌年、2007年2月に結婚。同年4月には東京・赤坂の日枝神社で挙式を行いました。白無垢(しろむく)姿で報道陣の前に現れた寺島しのぶさんは、満面の笑みでカメラにVサイン。

袴姿のローラン・グナシアさんについては「かなり格好いい」とほれぼれし、ローラン・グナシアさんも「しのぶのこの姿を見て泣いてしまった。きょうはとてもきれいだけど、毎日きれいです」とのろける場面もあり、二人の幸せがあふれていました。

そんな仲睦まじい様子に、寺島しのぶさんの父である七代目 尾上菊五郎さんは「神殿の中でもチュウなんかしやがって。罰当たりだ」と冗談を飛ばしながらも、どこか嬉しそうな表情を浮かべていたといいます。

フランスからはローラン・グナシアさんの母親と、実娘のクレアさんも来日し、和装で式に参加するなど、国境を越えた温かな家族のつながりが垣間見える一日となりました。

そして2012年9月には長男・寺嶋眞秀さんが誕生。多忙な芸能生活の中でも、互いを思いやり、人生の節目を丁寧に重ねてきた二人。尾上眞秀さんの成長を通して、家族としての絆はさらに深まっているようです。

ときに異文化の壁にぶつかることもあったかもしれませんが、それさえも笑顔で乗り越えてきたのではないでしょうか。これからも、お互いに寄り添いながら、穏やかであたたかな日々を歩んでいくことと思われます。

寺島しのぶのプロフィール・SNS

引用元:家庭画報.com

プロフィール

  • 名前:寺島 しのぶ(てらじま しのぶ)
  • 本名: 寺嶋 グナシア 忍(てらじま ぐなしあ しのぶ)
  • 生年月日:1972年12月28日
  • 年齢:52歳(2025年7月現在)
  • 出身地:京都府京都市
  • 血液型:B型
  • 趣味:格闘技観戦(ボクシング、ムエタイ)・旅行・乗馬・ドライブ・ゴルフ・テニス
  • 特技:ハンドボール・スキー・スキー検定2級
  • 所属事務所:トップコート系列・アプティパ所属

SNS

ギモンくん

国際色豊かな寺島しのぶさん一家だけど、長男の尾上眞秀くんって、ふだんどんな言葉で会話してるんだろう?

カイケツさん

尾上眞秀くんが6歳のときに出演したトーク番組で明かされていたんだけど、父のローラン・グナシアさんとはフランス語、母の寺島しのぶさんとは日本語で会話しているんだって。しかも、両親同士は英語で会話してるから、尾上眞秀くんは3ヶ国語を話せるみたいだよ。まさにトリリンガルだね!

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